イネーブルボタンをONにしたとき、エラーによりイネーブルできないことがあります。
以下の状況の場合、適切な対処を行ってください。

パラメータ偏差が大きい場合

イネーブル時に「パラメータ偏差が大きい」というリマインドが表示されることがあります。これは、アームの位置が偏り、負荷がかかっているために発生していると考えられます。

この場合、【負荷異常検出の実行】のチェックを外してください。これにより、イネーブルが可能になります。

イネーブル後は、コントロールパネル右上にある【安全原点】を長押しし、アームをまっすぐに戻してください。この状態にしておけば、同様のエラーが発生することを防げるため、作業終了時には毎回アームを安全原点に戻すことをお勧めします。

緊急停止ボタンが押されていると、イネーブルができません。ボタンを矢印の方向に回して解除した後、アラートを消去してください。

緊急停止ボタンが取り付けられていないと、押された場合と同じエラーが表示されます。ボタンが正しく取り付けられているか確認してください。

アプリの右上にあるソフトストップボタンは、緊急停止ボタンと同様の機能を持っています。このボタンが押されている場合は、もう一度ボタンを押してからアラートを解除してください。

(2025/4/15 現在)