2025年4月15日
- DOBOT CRA Series
- ソフトウェア
- ハードウェア
DOBOT CRA series 衝突検知機能の使用方法
DOBOT CRA seriesは稼働中にアームへの衝突を検知した場合、自動的に動きを停止する機能を備えています。この機能により、機械の損傷や人身事故を防ぐことができます。
衝突検知の機能
アームが稼働中に衝突を検知すると、警告メッセージが表示され、アームが停止します。その際、インジケータライトは黄色に点灯します。
衝突検知時に、アームを【停止】させるか【一時停止】させるかを設定できます。この設定により、衝突時に表示される警告メッセージが異なります。

- 【停止】の場合
衝突を検知すると、アームとプログラムが停止します。安全を確保した後、【リセット】をクリックして警告メッセージを消してください。
- 【一時停止】の場合
衝突を検知すると、アームが停止し、プログラムは一時停止します。警告メッセージ内の【停止】をクリックするとプログラムが完全に停止し、【続き】をクリックするとプログラムを途中から再開することができます。
衝突検知の設定
設定>セキュリティ設定 から、衝突検知に関する詳細設定を確認・変更することができます。設定を変更する際は、右上の【編集します】をクリックして編集モードに切り替えてください。

衝突レベル
レベルを調整することで、軽い衝突でも停止するか、あるいは多少の接触を許容するかを選択できます。 高感度設定(レベル5)では小さな衝突でも即座に停止し、低感度設定(レベル1)では大きな衝突のみで停止します。
※安全のため、特別な事情がない場合はレベル5に設定してください。
衝突検知後の処理方法
衝突検知後の動作を『一時停止』または『停止』から選択できます。
停止: 衝突が発生するとプログラムを停止します。
一時停止: 衝突が発生するとプログラムが一時停止します。プログラムの途中から再開することができます。
Blocklyでの設定

ブロックプログラミング内には、衝突検知に関連するブロックがあります。過敏な設定が動作に支障をきたしている場合など、やむを得ないときに使用することができます。ただし、プログラム実行中だけ設定が変わるものであり、基本設定は変更されません。
(2025/4/15 現在)