2024年9月20日
- DOBOT MG400
- エンドエフェクタ
- ハードウェア
DOBOT MG400 エンドエフェクタ(電磁グリッパ)の取り付け
MG400には、さまざまな専用エンドエフェクタが用意されており、先端を付け替えることで多様な用途に対応可能です。これにより、利用シーンが大幅に広がります。
以下は、エンドエフェクタ(電磁グリッパ)の取り付け手順です。
⚠故障の原因となるため、電源が供給されている状態で配線作業を行わないでください。
電磁グリッパを本体に取り付ける
準備物
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フランジアダプタと電磁グリッパを組み合わせます。
使用する部品は、電磁グリッパ、フランジアダプタ(グリッパ側)、フランジアダプタ(アーム側)、および各種ねじです。
- グリッパの先端にL字型パーツを取り付けます。左右に1個ずつL字型パーツを取り付けてください。
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長方形のパーツを取り付けます。L字型パーツの底には小さな穴があり、任意の位置に長方形パーツを取り付けることができます。使用用途に合わせて取り付け位置を調整してください。
- 組み立てた電磁グリッパをアームに取り付けます
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電磁グリッパから伸びているケーブルをコントローラの【OUT】に接続し、接続ケーブルをコントローラの【IN】に差し込みます。
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接続ケーブルのもう一端をMG400本体に取り付けます。
24V→上段左端
H/L→上段左から2番目
GND→下段左端
以上でグリッパの取り付け完了です。
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確認
コントローラの電源をONにすると、グリッパが開きます。ケーブル接続が正常であることを確認してください。電源をONにした際、コントローラのランプが緑に点灯します。
Dobot Studio Proでの操作
Dobot Studio Proと接続することで、グリッパの開閉を操作できます。プログラムを作成する際は、コントローラをOFFにしてください。ONの状態では、プログラムでの制御ができません。
Controlキャビネット
右タブのI/Oからキャビネットを開きます。 デジタル出力名の、前述の5で接続した番号(今回は01)をON/OFFに切り替えることで、グリッパの開閉を行うことができます。
プログラム例
差し込んだポートに対応する設定で、デジタル出力のブロックを使用することで、プログラムにグリッパの開閉操作を組み込むことができます。
以下のプログラム例ではグリッパを開けて、1秒待った後、グリッパを閉じます。
(2024/9/20 現在)