2024年11月1日
- DOBOT MG400
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DOBOT MG400 指定の座標(ポイント)の登録方法
Dobot Studio Proでは、アームの先端のXYZ座標をポイントとして個別に登録することが可能です。座標を登録しておくことで、毎回位置を設定し直さずにアームを任意の場所へ移動させることができます。また、座標の数値を細かく設定できるため、ハンドガイドモードでアームを動かした後の微調整にも活用できます。
座標(ポイント)の登録手順
- Dobot Studio ProとMG400を接続し、Blockly またはScript を開きます。
- イネーブル状態にしてから、ハンドガイドモード もしくは コントロールパネル を使用して任意の場所までアームを動かします。
- 位置が決定したら、画面右側の①【ポイント】を押し、ポイントリストを表示します。デフォルトで初期姿勢(initial pose)が表示されています。
- ②【追加】をクリックすると現在地の座標がポイントとして追加されます。ポイントは必要に応じて何個でも保存可能です。
- プログラム作成時に、追加したポイント(例:P1)を選択することで、その座標情報をプログラムに組み込むことができます。これにより、アームを指定した位置に簡単に移動させることが可能です。なお、アームの移動経路や軸の動きは最短ルートで行われます。
ポイント座標に関するその他の機能
- ① ポイントリストから指定のポイントを選択し、下にスクロールすると編集オプションが表示されます。
- 【カバー】
選択した状態でクリックすると、現在の座標に上書きされます。元の座標は削除されますのでご注意ください。 - 【Run To】
長押ししている間、アームが指定したポイントまで移動します。 - 【削除】
登録されたポイントを削除します。
- 【カバー】
- ② ポイントに名前を付けることができます。
中国語・アルファベット・数字・アンダースコア を 30文字 まで使用できます。
- ③ ポイント座標の数値を変更することができます。
(2024/11/1 現在)