2025年6月20日

  • DOBOT MG400
  • ソフトウェア
  • ハードウェア

DOBOT MG400 Python SDK 環境構築から実行まで

プログラム概要

本プログラムは左右にアームを動かすプログラムになります。

ループ処理をつかっているため、左、右、左・・・・・・と交互に繰り返し動作します。

システム構成概要

WindowsPC上にROS環境構築し、サンプルプログラムをビルドし、シミュレータ環境で実⾏します

システム構成概要図

⽤意するもの

ハードウェア

  • DOBOT MG400 (本マニュアルではMG400)
  • WindowsPC (本マニュアルではWindows11)
    ・空きストレージ 10GB以上
    ・メモリ 8GB以上

ソフトウェア

事前準備

  • MG400を起動
  • PCとMG400をLANケーブルで接続する
    ・コントローラーのLAN1に接続する
  • DobotStudioProの設定->リモコンからTCP/IP2回開発を選択し適応をクリックする
  • MG400 コントローラーファームウェアが1.6.0.0以上に更新する
    ・更新⼿順︓https://robot.afrel.co.jp/dobot/technology-dobot/mg400/software-mg400/63489/

⼿順概要

  1. Pythonインストール
  2. 各種APIダウンロード
  3. ソースコード作成
  4. 実⾏

下記から詳細⼿順を参照します。

1. Pythonインストール

インストーラー取得

下記リンクにアクセスし「Windows installer (64-bit)」をクリックする。

https://www.python.org/downloads/release/python-3127/

インストーラー起動

インストーラーを管理者で実⾏する、下図の画⾯になるのでAdd python.exe to PATHに必ずチェックを⼊れてInstall Now をクリックする。

しばらく待機してこの画⾯になったらインストール完了です。

2. 各種APIダウンロード

下記リンクにアクセスしzipファイルとしてダウンロードします。
https://github.com/Dobot-Arm/TCP-IP-4Axis-Python

zipファイルは任意の場所に展開してください。 この後のソースコード作成と実⾏に必要なため展開場所はメモしてください。

3. ソースコード作成

展開したAPIフォルダの中に動作プログラム「sample_00.py」を作成します。

サンプルプログラムのご提供をご希望の方は、下記メールにてお問い合わせください。

4. 実⾏

緊急停⽌ボタンを解除します。
コマンドプロンプトを起動し、APIフォルダの中にcdコマンドを使って移動します。

C:Users(ユーザー名) > cd (APIフォルダのパス)

移動後、pythonコマンドを使って実⾏します。

C:Users(ユーザー名)(APIフォルダのパス) > python sample_00.py

シャットダウン⽅法

コマンドプロンプトの画⾯を⼀度クリックし、Ctrl+Cキーを押し、プログラムを終了させます。

(2025/06/06 現在)