2024年11月1日
- DOBOT NOVA Series
- エンドエフェクタ
DOBOT NOVA Series エンドエフェクタ(電動グリッパ)の取り付け
NOVA seriesには、さまざまな専用エンドエフェクタが用意されており、先端を付け替えることで多様な用途に対応可能です。これにより、利用シーンが大幅に広がります。
以下は、エンドエフェクタ(電動グリッパ)の取り付け手順です。
本記事ではグリッパに【DH-Robotics PGCシリーズコラボレーティブパラレル電動グリッパ:PGC-140-50】を使用しています。
⚠故障の原因となるため、電源が供給されている状態で配線作業を行わないでください。
電動グリッパを本体に取り付ける
準備物
- NOVAのアーム先端に【ピン大】を差し込みます。
- 【フランジアダプタ】をねじで取り付けます。また、左右のくぼみに【ピン小】を差し込みます。
- 【グリッパ本体】をフランジにぴったり合わせ、左右(計4か所)をねじで固定します。
- グリッパ本体から伸びているケーブルと【アダプタケーブル】を接続し、NOVA本体のコネクタ部分に差し込みます。グリッパについているライトが赤く点滅することを確認してください。
Dobot Studio Proでの操作
- Dobot Studio Proを起動し、NOVAと接続します。Blocklyまたはスクリプトを開いてください。
- 画面右の【Dobot+】>【setting】を選択すると以下の画面が出できます。【Init】を選択し、状態が緑色になればconnect完了です。
※Baudの数値は、プログラムでエンドエフェクタを選択する際に使用しますので覚えておいてください。 - 【Control】では、グリッパのコントロールが可能です。
・Position…グリッパの開閉を行います。
・Force…グリッパのパワーを設定できます。
プログラム例
Blocklyでは以下のブロックを使用することで、グリッパの開閉をプログラムに組み込むことができます。
- ① Baudの数値を設定し、グリッパの初期化を行います。
- ② グリッパを閉じます。
- ③ 1秒待機します。
- ④ グリッパを開きます。
(2024/11/1 現在)